2020年3月22日に発足をした「旧舞のとびら」ですが、
この度、2022年6月10日をもって「一般社団法人 旧舞のとびら」となります。
これもひとえに皆様の多大なるご理解・ご協力のおかげで設立することが出来ました。
心より御礼申し上げます。
まず「そもそも一般社団法人とは何か」についてですが、これは「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」という法律を根拠に設立される非営利法人のことです。
「非営利」ということなので、株式会社と違い、余剰利益を分配することができません。
といっても、よくわかりませんから簡単に言えば、株式会社よりも少し公益性が強い法人と思っていただいて、支障はないかと思います。
今回の法人化に伴い、株式会社やNPO法人などでの設立という選択肢はありましたが、この活動を始めた時の思いや目標、運営方針などを考慮し、あえて「一般社団法人」としての設立を決定いたしました。
では「なぜ一般社団法人の設立に踏み切ったか」という理由ですが、端的に言うと「事業を拡大させたい、充実させたい」という思いからです。
2020年3月22日に開始し、2年間続けていく中で、やってみたいこと、実現出来たら面白くなりそうなこと様々な案を計画していました。
しかし、その度に「完全個人の勝手な活動」であるがために様々な障壁にぶつかり、身動きが取れないことが多々ありました。
「法人格さえあれば実現できるのに」と悔しい思いをいつもしていました。
そのような思いを持ち続け、実は昨年の夏ごろにはすでに法人格の取得に向け計画していました。
設立に向けた準備や様々な手続きもあり、設立費もそう簡単に払える金額でもなく、
かなり時間が経ってしまいましたが、本日やっと念願の一般社団法人が設立でき、安堵しております。
最後に「今後の活動について」です。
今後としては「Web・SNS事業」「後継者確保・育成事業」「保全・振興事業」の三本柱で事業展開をしてまいります。
「Web・SNS事業」では、現在運営しているWebページや各種SNSでの広報事業を推進していきます。
特にYouTubeは力を入れて様々なコンテンツを作成していこうと計画していますのでお楽しみにしていただければと思います。
そして「後継者確確保・育成事業」では、若い世代、子供たちに向けたワークショップの開催などを計画。
「保全・振興事業」では、旧舞の映像資料の作成・アーカイブ化や交流会の開催、そしていずれは、神楽公演の開催などを計画しています。
今回の一般社団法人の設立に伴い、かなり自由に事業を展開できるようになる一方で大きな責任も伴うことになります。
必ず様々な障壁にぶつかることとなるはずです。
しかし
私は、旧舞を守りぬきます。
神楽文化を守ります。
広島の神楽界を変えます。
広島には文化がある。
私たちには旧舞があるんですから!
こんなばかがいたんだと微笑んでもらえるようこれからも一生懸命力を尽くしてまいります。
改めまして、今後も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
2020年6月10日
一般社団法人旧舞のとびら
代表理事 西江亜偉斗
YouTubeはこちらから↓
https://youtu.be/DF-dUoO6gKg